【完全ガイド】デッサン初心者が最初に揃える道具・モチーフ・描き方のコツとは?

鳥の鉛筆デッサン コラム

デッサン初心者が最初に知っておきたいこと

デッサンに興味があるけど、何から始めればいいかわからない
——そんな初心者の方に向けて、この記事では、デッサンに必要な道具から描きやすいモチーフの選び方、初心者が意識したいポイントまでを丁寧に解説します。
この記事を読めば、初めての一歩を安心して踏み出すことができます!

デッサンとは?初心者にとっての意味と役割

デッサンとは、対象物を観察して鉛筆や木炭・ボールペンなどで描写する技法のことを指します。
「写実的な表現力」や「観察眼」「構図力」を鍛えるための基礎として、美術・デザイン・建築など多くの分野で重視されています。
初心者にとっても、デッサンは創作活動の土台となるスキルです。

初心者に必要なデッサン道具

まずは基本的な道具を揃えましょう。
高価なものを揃える必要はなく、まずは描き始めることが大切です!

1. 鉛筆(2H〜4B)

硬さの異なる鉛筆を揃えることで、明暗や質感の表現に幅が出ます。
H系は硬く薄い線、B系は柔らかく濃い線が引けます。
デッサンに慣れてきたらさらに硬い鉛筆や柔らかい鉛筆を揃えると、表現の幅が広がります!

鉛筆メーカーごとの違いについて

デッサンでよく使用される鉛筆のメーカーに「ステッドラー」と「Uni(三菱鉛筆)」があります。
ステッドラーはUniと比べてやや硬く、同じ2Bを使った場合ステッドラーとUniで描かれる線の印象が変わってきます。
試しに2種類の鉛筆を購入して、自分の好みを決めるのも楽しみの一つです!

2. 練り消しゴム・プラスチック消しゴム

練り消しは柔らかく形を変えられるため、微調整やハイライトの表現に便利です。
擦らずに叩いて使用すると線を消さずに薄くすることなどもできて、調整のしやすい道具です。
通常のプラスチック消しゴムも併用するとよいでしょう。

3. スケッチブック・画用紙

初心者はA4〜B4程度のサイズから始めるのがおすすめ。
表面がややザラザラした紙が鉛筆のノリがよく描きやすいです。

4. 画板・クリップ

画用紙を固定するために画板とクリップがあると便利です。
姿勢を保ちやすく、描きやすさが向上します。
※スケッチブックを使う場合は不要です

5. 消しゴム用のブラシ

消しかすを手で払うと絵が汚れることがあるため、小さなブラシを使って払いましょう。

デッサン初心者におすすめのモチーフ

描く対象、つまり「モチーフ」は、初心者の上達を左右する重要なポイントです。
最初から複雑なものを選ばず、基本的な形を意識できるモチーフから始めましょう。

1. 球体・円柱・立方体などの幾何形体

「光と影」「立体感」「形の捉え方」を練習するのに最適です。
発泡スチロールのボールや紙筒、箱ティッシュなどで代用できます。

2. リンゴやバナナなどの果物

柔らかい曲線と質感の違いを練習できます。
腐りにくい果物を選ぶのもポイントです。

3. コップややかんなどの日用品

金属やガラスの質感表現に挑戦できます。
特に透明なガラスコップは難易度が高いですが、観察力を鍛えるのに適しています。

4. 靴や布などの複雑な形状

少し慣れてきたら、革靴や布など「折れ曲がり」や「シワ」があるものに挑戦してみましょう。

5. 動物や人物

基礎的なモチーフが十分に描けるようになったら、難易度の高い動物や人物に挑戦しましょう。
体のバランス・毛並みなど細かく観察しなければいけないポイントが沢山あり、より高い観察力が鍛えられます。

初心者がデッサンで意識するべきポイント

デッサンを始めたばかりの頃は、「うまく描こう」と思いすぎてしまいがちですが、まずは以下のポイントを意識するだけでも上達が見込めます。

1. 形を正確に捉える「観察力」

ただ「見たまま描く」だけではなく、「どこがどう違うのか」を意識することが大切です。
形のバランスや角度を丁寧に観察しましょう。
「デッサンが上手な人ほど観察する時間が長い」と言われています。
焦って手を動かさずにじっくりと観察をして、モチーフの特徴をしっかり把握しましょう。

2. 明暗(光と影)の変化に注目

立体感を出すためには「明暗」が重要です。
形の変化があるところには必ず陰影が発生します。
光の方向と陰の落ち方を観察し、グラデーションを意識して描いてみましょう。

3. 量感・質感を意識する

質感(硬さ・柔らかさ・光沢など)を表現することで、よりリアルな絵に仕上がります。
鉛筆のタッチや濃淡の調整が重要です。

4. 描き直しを恐れない

初心者ほど「失敗したくない」と感じがちですが、描き直すことも成長の一部です。
消して直しながら完成度を上げていきましょう。

上達のための練習方法と続け方

1. 毎日15分でも描く習慣を

「1日15分」でも構いません。
継続することで、自然と目が慣れ、手が動くようになります。
週1回よりも、毎日少しずつの方が上達が早いです。

2. 同じモチーフを繰り返し描く

1回で満足せず、同じモチーフを何度も描いてみることで、観察の深さや描写力が養われます。
前回との違いに気づけるのも成長の証です。

3. 他人の作品と比較する

SNSや書籍などで他人のデッサンを見て、自分との違いを観察してみましょう。
視点や描き方の工夫を取り入れるヒントになります。

よくある質問(FAQ)

Q. 絵が苦手でもデッサンはできますか?

はい、大丈夫です。
デッサンは「才能」ではなく「観察と繰り返し」で誰でも上達できます。
最初は形が崩れても、気にせず続けてください。

Q. 美大受験を考えていない場合でもやる意味はありますか?

もちろんです。デッサンは視覚的な思考力や集中力を養うため、趣味や仕事に関わらず多くの人に役立ちます。

Q. どのくらい描けば上達しますか?

個人差はありますが、継続が何より重要です。
1ヶ月、3ヶ月、半年と続ける中で、確実に「見える力」と「描く力」が育ちます。

まとめ:デッサンは初心者でも必ず上達できる

デッサンは難しそうに思われがちですが、実は「誰でも始められる」「少しずつ確実に上達できる」ものです。
今回紹介した基本的な道具やモチーフ、意識するポイントを参考に、ぜひ今日から一歩踏み出してみてください。

「デッサン 初心者」で検索してこの記事にたどり着いたあなたが、数ヶ月後には「描く楽しさ」を実感できることを願っています!